子供の耳鳴り

子供の耳鳴りについて

耳鳴りは高齢者になって引き起こされる症状だというイメージが強く、確かに老人性難聴によって生じることがあるものの、実は子供でも耳鳴りを感じることはあるのです。

 

耳鳴りは年齢に関係なく引き起こされるという特徴があり、20歳以下の子供であれば誰にでも生じる可能性があります。

 

子供の場合、低年齢であればあるほど、耳鳴りの症状を言葉で上手く伝えることができず、本人に自覚がないということもあり得るので、周囲の大人ができる限り早めに気付き、治療を進めていかなければなりません。

 

基本的に、子供であっても大人であっても、耳鳴りは生理現象の一つであり、たまに引き起こされる程度であれば、特に治療を行う必要はないのです。

 

しかし、頻繁に耳の中や頭の中で音が鳴っていると感じる場合、危険な病気が隠れていることがあります。

 

子供は大人と比べて耳の構造がしっかりと発達しておらず、その影響で感染症を引き起こしやすいとともに、肺炎球菌やインフルエンザ菌によって急性中耳炎にかかることもあるのです。

 

ただの鼻水や鼻詰まりだったとしても、器官が未発達なゆえ、中耳炎といった病気にかかり、耳鳴りの症状が悪化することもあるので、小児科ではなく場合によっては耳鼻科に連れて行った方が良いでしょう。

 

他にも、耳管障害や騒音性難聴、自己免疫内耳疾患といった病気が子供の耳鳴りの原因となっており、大人でもかかりやすい病気は子供にも生じやすくなっております。

 

耳鳴りが身体の危険を表すシグナルとなっていることも十分にあり得るので、自分のお子さんに少しでも異変を感じたら、専門医の診察を早めに受けた方が良いというわけです。

 

また、これは子供ではなく高校生や大学生といった若者に多いのですが、iPodやスマートフォンといった携帯型音楽プレイヤーの流行により、外出中でもイヤホンをして気軽に音楽を聞くことができます。

 

隣の席に座ってイヤホンやヘッドホンから流れ出るような大音量で音楽を聞いているという場合、耳の器官に異常が出て耳鳴りが引き起こされる確率が上がると言われているのです。

 

外で音楽を聞くと、周りで鳴っている音もあるので、知らず知らずのうちにボリュームを大きくしてしまいがちですが、静かな場所に行って改めて聞いてみると、とんでもない音量だったと気が付きます。

 

もし、何の病気でもないのに耳鳴りが止まないという場合は、上記のような原因で引き起こされた騒音性難聴によるものかもしれません。

 

大人でも子供でもこの症状に悩まされることは十分にあるので、イヤホンの音量はなるべく小さく設定するようにしてください。

 

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