耳鳴りとカウンセリング

耳鳴りとカウンセリングについて

耳鳴りが苦痛だと感じる方の症状を和らげるために、病院では心理カウンセリングが行われている場合があります。

 

クリニックによって異なるので、一概には説明できないものの、心理カウンセリングの方法は、最初に検査用紙で簡単な質問に答え、うつ傾向といった状態を確認して心理的背景を聞き出していくのです。

 

そして、実際に専門医と話し合うことにより、「なぜ耳鳴りが酷くなったのか?」「どのような症状の耳鳴りなのか?」「今後の治療でどのような対処を行えば良いのか?」といったことを把握できます。

 

一口に耳鳴りと言っても、個人によって引き起こされている音や頻度には違いが生じているので、心理カウンセリングが非常に適しているということがお分かり頂けるでしょう。

 

専門医と話すことによって、患者さんはより耳鳴りの仕組みについて把握できますし、現在の状態を前向きに受け入れることができるようになるはずです。

 

更に、仕事上の悩みや金銭的な悩み、夫婦関係といったストレスによって、耳鳴りの症状は悪化傾向を辿るので、そのような心の負荷を取り除くためにも、心理カウンセリングが適しております。

 

親切なクリニックを受診すれば、あなたの話を良く聞いてくれるはずですし、耳鳴りの解消法とともに、ストレスを和らげるためのアドバイスもしてくれるはずです。

 

また、病院の中には、耳鳴りを不快な音だと感じさせなくするTRT療法と呼ばれる治療が行われており、医師によるダイレクティブカウンセリングと、TCIと呼ばれるノイズ発生器を使った音響療法で改善していきます。

 

最初にカウンセリングで、耳鳴りが残ると日常生活にどのような支障が表れるのか患者さんに詳しく説明し、その後に心地良い雑音を聞く機械を耳に装着して、1日に20分程度からスタートするのです。

 

最終的には、1日にノイズを聞く時間を6時間まで延ばし、TRT療法によって耳鳴りが不快な音だと感じなくなる仕組みとなっております。

 

個人差があるので、TRT療法による効果を一概に説明することはできないものの、早い人で1ヶ月程度で効果が表れ始め、平均的に半年間から1年半程度で耳鳴りが気にならなくなるのです。

 

完全に耳鳴りをなくすような治療ではありませんし、ノイズ発生器の購入は自己負担で保険は適用されないものの、医師によるカウンセリングも同時に行っていくので、かなり高い効果が期待できるかもしれません。

 

TRT療法による有効率は約8割で、ノイズ発生器のサウンドジェネレーターから聞こえる音は、自分で選択できます。

 

何よりも、多くの耳鳴りで悩む患者さんを診てきた専門医の指導に従えば、自分で処置を施すよりも、大きな変化が期待できるはずなので、一度病院を訪れてみてください。

 

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